「読書会に参加したいけど、どの会に参加すればよいのかわからない

「読書会に初めて参加するけど、どんな準備をすればいいのだろう…」

初めて読書会に参加するあなたに向けて「読書会選びから参加前の準備、参加後までの流れ」をまとめてみたいと思います。

自分にぴったりの読書会の選び方について

ここでは、あなたに合う読書会の選び方について説明します。

家に近いかどうかで選ばない

通いやすいからここで良いかな、というのも間違いではありませんが、個人的にはあまり推奨しません。

読書会の内容、雰囲気は、開催側の想いやフィーリングによって全然異なります。それを、家に近いかどうかで選ぶのは、非常にもったいないと思います。

もちろん、アクセスの良い駅での開催の場合は、主催者が「皆さんに来て欲しい」という思いを込めて選んでいるケースがあるので良いと思います。

ただし、通いやすいからという理由だけで選ぶのはあまり推奨は出来ません…。

初参加の読書会だからこそ開催頻度と参加者数に気をつける

開催頻度や毎回の参加者数が多いということは、読書会が安定して継続的に行われてきているという証です。

開催頻度が高かったり長期間開催されているということは、開催側も参加者の方が何を望んで参加してくださっているか察するのに慣れているので良いと思います。ただ、一方で、頻繁に開催されている読書会というのは常連が存在する可能性があります。

常連の方に内輪な空気感を出されてしまうと、初めて参加した方は、話の輪に入ることができず。居心地の悪さを感じる可能性もあります。

なので、参加する前に注意が必要です。

ちなみに、年代別の読書会であれば、例え常連の方がいたとしても「同世代で共通点が多いから」ということで話しやすかったりします

最悪のケースなのは、他の参加者が40代以上の常連の方で、自分だけが20代だった時です。

この場合は主催者の方がよほど話がうまくて、場を回すのが上手くないと難しいかなとも思います…

読書会サイトの更新頻度が高ければちょっと安心?

読書会をSNSだったりポータルサイトで出すこともできますが、初めての参加の人にとっては詳細な情報が欲しいですよね。

初参加、読書初心者の方の気持ちがわかっている読書会であれば、簡単にでもホームページを用意している場合もあります。

ホームページの更新頻度が高ければ高いほど、安心できると思います。なぜなら、その分だけ開催側が読書会をもっと良いものにしようという熱意があるからです。長期間開催している読書会でも、ホームページの更新頻度が低かったり、日程が更新されていないものもあります。

ただ、熱意があるということは意識高い系である可能性も高いので、意識高い系が嫌いな人はオススメしません。

もしかしたら、意識高い系が苦手な人は文学・小説系の読書会に参加されたほうが良いのかもしれません。

読書会の開催方式も確認する

読書会には様々な開催方式がありますが、大きく分けるとテーマ本が設定されているか、各自が色々な本を自由に持ち寄ってお互いに紹介し合うのかという形です。

テーマ本が設定されている読書会であれば、テーマに沿った内容を話すことが求められますので、本に関する深い知識を得ることができますが、新しい本との出会いの可能性は弱いでしょう。このような読書会は、すでに興味がある本について知りたい方、もしくは読書会を通じてこの本についてもっと知りたい!と思った方が参加すると良いと思います。

各自が本を自由に持ち寄ってお互いに紹介する読書会であれば、一つ一つの本について深い知識を得られないかも知れませんが、自分が次に読んでみようと思えるような新しい本との出会いだったり、自分では絶対に手に取らないけど、今の自分が必要としている本に出会える可能性があります。

個人的には、各自が好きな本を自由に持ち寄ってお互いに紹介する形式の方が初めて参加する方にとってはハードルが低くて参加しやすいと思います。なぜなら、深い知識を話す必要がなく、自分が一番印象に残ったところを話していれば良く紹介が楽だからです。

読書会の開催方式の種類やそれぞれの内容については、こちらの記事をご覧ください。

読書会の参加者の感想が掲載されているか

参加者の感想が掲載されている読書会か否かも大切です。流石にネガティブな感想は掲載されないかも知れませんが、ある程度の感想が掲載されていれば、実際に読書会中のイメージが掴めたりします。

例えば、私達の読書会に参加された方の感想としては下記のものがあります。

実用書、ビジネス書、自己啓発書、あまり読まないジャンルだから刺激的で楽しかった(Kさん 男性 24歳)

読んだ本を実生活に活かしている人の話はとても参考になりました(Oさん 25歳 女性)

参加者の読書や好きなものへの情熱があるのを感じられて良かった(Yさん 男性 23歳)

この内容からでも、実際の読書会のイメージが湧いてくると思います。

参加した方の感想が掲載されていると、読書会の実際の雰囲気、どんな価値があるのか、何を得られるのかを知ることができますので、感想があるかどうかを確認すると良いと思います。

初参加の読書会があなたの目的に合致しているか確認する

読書会に参加する前に絶対に確認して欲しいのが、果たしてその読書会が自分の参加目的に合っているか、です。

例えば、自分が出会い目的で参加する場合に、その読書会が出会いを推奨していない場合は、自分の目的と読書会が提供する価値にミスマッチが発生してしまいます。

この場合は、出会い目的で行くのを諦めてとりあえず学びに行くか、参加を辞めるかを決めることができるでしょう。

ちなみに、読書会や勉強会を学ぶ目的で開催しているところは、参加申込時に”名刺交換や連絡先交換はご遠慮ください。”と記載されていることが多いです。

私たちの読書会は、何度も足を運んでくださっているような、信頼関係のある方なら参加者同士の連絡先の交換もありかな、と思っていますが、初参加の方にはトラブル防止のため、連絡先交換は禁止しています。

出会い目的であれば、社会人サークルか、出会い目的を正当化している会に参加すると良いかなと思います。

ここまでが読書会を選ぶ際に考えておいたほうが良いことです。

申込み〜読書会前日までにやっておきたいこと

読書会に実際に申し込んでから、開催日前日までに準備しておいたほうが良いことをまとめてみました。

読書会に申し込む

当たり前ですが、読書会へのお申し込みをお忘れないように!

申込みの際に注意点等があれば読んでおくことをすいです。

もし注意点を読んでおらず、開催当日に「え?それ聞いてない」となってしまうと、時間を無駄にしてしまいます。そうなると、主催者も参加された方もお互いにLose-Loseですよね。

過去にあったこととしては、自分が思っていた会と全然違った、、と感じて、最初の読書会の趣旨説明が終わったタイミングで退室された方もいらっしゃいました。ホームページの情報は簡単にでも見ておいて欲しいですね。。。

読書会で紹介する本を1冊選ぶ

テーマ本が設定されている読書会ではなく、各自が本を自由に持ち寄って紹介する開催方式の読書会の場合は、自分が紹介する本を選ぶ必要があります。

主催者の方から、どういう本を持ってくればよいのか?というテーマ的なものが与えられているケースもありますので、それに沿った本を持参すると良いでしょう。

「この本で大丈夫かな?雰囲気にそぐわないかな?」と不安になる場合は一応予備で1冊くらいバックに忍ばせて置くと、当日安心して参加できます。ただ、そこまでするなら、事前に相談しておくのが良いと思います(私たちの読書会は、公式LINEから連絡が取れるようになっていますので、気軽に尋ねてください)。

読書会用の本の紹介はコンパクトにまとめておく

見落としがちですが、結構重要なポイントです。

初めての読書会でどの程度、紹介の準備をしたら良いかわからないということで、綿密な原稿をびっしり作成して参加してくださる方もいますが、それはお勧めできません…。

文章でビッシリと準備してしまうと紹介が長くなってしまいます。紹介は長くても3分〜5分以内で抑えるのが大切です。

本の紹介は大体3点ほどに簡潔にまとめておくと良いと思います。3点でも長くなる場合は1点でも良いと思います。例えば、下記の3点をまとめておけばハズレがありません。

  • ①この本を読んだ理由
  • ②あらすじ
  • ③印象に残った点

仮にもし、紹介に詰まってしまっても、周りの方がフォローしてくださるので、ご心配はいらないと思います。

読書会の開催会場までの道のりを確認する

読書会の会場までの道のりが意外とわかりづらいところにある場合もありますので、事前に確認しておくと良いかと思います。

また、当日に会場付近まで到着しても、会場の入り口がわかりづらかったりしますので、時間に余裕を持てるスケジュールを立てておくことをお勧めします。

読書会への申込内容をコピーしておく

申込みをした際に自動返信のリマインダーが来ない場合があり、うっかり忘れてしまうこともあります。

読書会の予定を忘れてしまうと、主催者の方や、他の参加者の方の迷惑になりますので、事前に申し込んだ際に手帳に書き込みましょう。

連絡先を控えておきましょう

初めての場所に行く場合に起こる問題点として、「どこで読書会が開催されているのかわからない。。」「開催場所はわかったけど、どの部屋で開催されているのかがわからない。。」などの問題があります。

そんな時に、すぐさま運営側に連絡が取れないと会場まで全然辿り着けない・・・なんてことになりかねません。きちんと連絡先を確認しておきましょう。
私たちの読書会では、申込後に案内する公式LINEで、連絡が取れるようになっていますので、そちらをご活用ください。

読書会初参加当日までにやっておきたいこと

開始10分前には読書会の会場に到着する

会場が意外にわかりにくいところにあったりする場合もあるので、時間ギリギリで到着するのではなく、ある程度の余裕を持つことをオススメします。

到着が遅れる方が一人でもいる場合は、5分程度なら会のスタートを遅らせていますが、全員の貴重な時間を奪ってしまうことになるので、なるべく時間に余裕を持って着くようにしましょう。

初めて参加する際は読書会の雰囲気に合わせる

初回の場で、あなたの主張をめちゃくちゃに繰り広げると開催側の方も「この空気、どうしたら良いんだろう…」という事態になりかねません。

人間、初対面でどんな人かわからない相手の全てを、いきなり受け入れることはできません。

初めて参加する時は、その場の雰囲気に合わせながら、慣れてきたら少しづつ自分を出していくようにしたほうが良いかなと思います。

他の参加者の紹介のメモを取る

他の参加者の紹介のメモを取っていると、相手に対して「あなたの話聞いてますよ」と聞く姿勢が伝わり、会の雰囲気が大変良くなります。

読書会はセミナーとは違って、お互いに学び合う場になります。学び合う場ということは、聞く姿勢、学ぶ姿勢も求められるよいうことです。

セミナーは基本的に1対数十人以上ですから一人の聞く姿勢が悪くても、雰囲気が悪くなることは少ないですが、読書会は1対数人程度なので、一人の聞く姿勢が悪いと紹介する人が紹介しにくい雰囲気が出てしまいます。

他の参加者の方の紹介のメモを取るというのは、一種のマナーのようなものですので、可能であればメモをとれるものを持って参加しましょう。

読書会初参加を精一杯楽しむ

せっかく読書会に来たのですから、精一杯楽しみましょう!

本の紹介の番が回るまでは緊張しまくると思いますが(私も通ってきた道です)、紹介が終わってしまえば緊張感がほぐれます。

緊張感がほぐれれば自然と他の方の話しも聞けるようになるので、読書会を楽しめるはずです。楽しみましょう!

読書会初参加終了後にやっておきたいこと

読書会に参加したお礼の連絡を送る

読書会に参加した後で、良い読書会だなと思ったら是非御礼の連絡を送ってあげて下さい。

おそらく運営の方からもお礼の連絡が届くケースがあると思います。その後で良いので、返信してあげましょう。それだけで運営の方の読書会を開催する原動力にもなりますからね。

次回も読書会に参加する場合は日程を決める

「この読書会面白いな」

「この読書会、良かったな」

「また参加したいな」

そう思われた場合には読書会の次回参加の日程を決めておくと良いと思います。

次回参加の日程は決めないと忘れてしまうものですので、なるべく早めに決めておくとモチベーションを保ちながら継続して読書会に参加することができるようになります。

読書会初参加でも安心してご参加下さい!

ここまで準備をすれば、あなたの最初の読書会体験はかなり良いものになると思います!

あなたの読書会ライフが有意義になって頂ければと願っております!

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