「なぜ読書会を開催しているのですか?」

「東京20代読書会は他の読書会とは何が違うのですか?」

読書会を継続的に開催していると、開催している理由をよく聞かれます。

東京20代読書会を開催している理由、普通の読書会との違いについて解説します。

東京20代読書会を開催している理由とは?

東京20代読書会を開催している理由は次のとおりです。

  • 若い世代の集まりで何かを成し遂げたいという向上心
  • 変化に対応していくことがこれまでで最も重要な時代だから
  • 新しい知識を吸収することを習慣化すべきと感じているから
  • 本を通して社外の人と関われる場が欲しいから

それぞれの理由について解説します。

若い世代の集まりで何かを成し遂げたいという向上心

今のZ世代・ミレニアルは従来の世代よりも将来について考えることが多い世代と思っています。

  • 日本経済は平成に入ってから右肩下がり
  • 日本の人口は減り続ける
  • 税の負担が増え続ける
  • 終身雇用が保障されていない

Z世代・ミレニアル世代の派遣比率は増加する一方です。

つまり、親世代の働き方を無意識に参考にしてしまっているZ世代・ミレニアル世代はいつしか路頭に迷ってしまうような世代です。

せっかく向上心のある方の努力が無駄にならないよう、若い世代で将来について考え、少しでも「努力が報われる」ような知識や経験が得られる場を設けたいと思い、読書会を開催しています。

変化に対応していくことがこれまでで最も重要な時代だから

今のZ世代やミレニアル世代が50代になるころには多くのことが変化しているでしょう。

  • 人生100年が当たり前になる
  • 2050年の日本の人口は1億人を切る
  • 終身雇用・年功序列という考えがなくなる。25歳「自主」定年という考え方が当たり前となる
  • 会社からの収入以外に、複数の収入源が当たり前になる

25歳「自主」定年に関しては、橘玲さんのこちらの記事が詳しいので、ご覧ください。

過去100年間で起きた以上の変化が、これからのたったの20年間で起きようとしているのです。

残念ながら、日本の大企業全体を見ると、利益が順調に上がっているとは言えません。

実際に、アメリカの巨大プラットフォーム企業と日本企業の時価総額を比べてみると、一目瞭然です。(衝撃的なデータです。。。)

もっと言うと、GAFAMの従業員数は100万人超に対し、東証一部の企業に属しているのは300万人超です。日本人が300万人かかっても、3分の1しかいないGAFAMの生産性より低いのが現実です。

それでも日本企業は利益を上げなければいけないので、企業は最も効率的にコスト削減できる人件費を削減する方向で進んでいます。

つまり、無駄な人材は削減され、付加価値のある、生産性の高い人だけが生き残っていくのです。

付加価値を出すのに必要なのは「新しい知識」と「新しい価値観」です。

新しい知識を身につければ、価値のあるアイデアを閃くベースとなります。

新しい価値観を身につければ、時代や社会の変化を敏感に察知できるようになるため、社会変革に対応できる人材になれるのです。

読書会に参加すれば、多様な本や新しい情報に敏感な同世代の仲間から、新しい知識や価値観を得られるチャンスになるのです。

新しい知識を吸収することを習慣化すべきと感じているから

直前に書いた通り、令和になった今の時代では、人類の歴史上最も社会の変化が激しく、最も新しい知識が必要となっています。

すぐ先に待ち受けている未来を見通し、来るべき事態に適応する機敏さを持つことが今ほど重要だった時代はない。

2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ (ピーター・ディアマンディス、スティーブン・コトラー 著)

本から学ぶことはいつの時代も普遍的であり、効果的な学び方です。

例えば、世界一の資産を持っているイーロン・マスクは、ロケットについてどうやって学んだかインタビューされたときに、こう答えています。

「本をたくさん読んだ。」

ここで大事なポイントは、イーロン・マスクは、資産も人脈も圧倒的に持っている方です。すなわち、優秀な研究者や著名人に学びに行こうと思えば、すぐにでも行ける環境にいます。それでも、あえて本から学ぶという手段をとっているのです。

実際に皆さんが過去経験してきた教育の現場を振り返ってみても、教科書を使って学ぶことがほとんどではなかったでしょうか。

このように、本から学ぶことは誰にとっても普遍的でありかつ、効率的であり、なくなることがないのです。

現代人はスマホやタブレットなどネットニュースがすぐに見られる環境がある影響なのか、本を読む人が年々減っています。

実際に、20代の社会人の半分以上が月に1冊も本を読まないという統計データがあることも明らかになっています。

そのため、本を読み、知識を吸収する習慣を身につけるためにも読書会を開催しています。

本を通して社外の人と関われる場が欲しいから

一人で本を読むには読める本にも限界があります。

さらに、同じ本であっても、人によってその本からどれだけ深い知識を得られるかは全く異なります。

そのため、多くの人が集まり、本を紹介し合うことで、自分では決して気づけなかったような視点を得られたり、人生の教訓を得ることができるのです。

読書会のようにたくさんの優秀で誠実な方たちが集まって、お互いに本から得た知識や経験をシェアし合うことができれば、一人では決してたどり着けないところに行くことができます。

読書会を開催することにより、多くの本から効率的に学ぶことが可能なのです。

東京20代読書会と他の読書会の違いとは?

東京20代読書会をより皆さまにとって魅力的な場にするためにも、、東京20代読書会は他の読書会とは違い、多くの工夫を凝らしています。

東京の20代読書会が他の読書会との違いは何なのでしょうか?

東京20代読書会は20代に向けた読書会

東京の読書会の特徴の1つが20代に向けた読書会ということです。

参加者を20代・30代に限定しており、特に、次の世代を担う20代が最も学びが多くなるような内容にしています。

私たちの読書会の参加者はほとんどがZ世代・ミレニアル世代です。

なぜ、Z世代・ミレニアル世代に向けた内容なのでしょうか?

それは、現在のZ世代・ミレニアル世代が、従来の世代と価値観が真逆だからです。

実際にZ世代・ミレニアル世代とそれ以外の世代では、お金に対する価値観・仕事観・消費に対する価値観など、あらゆる物が違います。

読書会であまりに多くの世代が混在していると、相手の価値観を否定してしまう方が参加してしまう可能性もあり、非常に辛い場になってしまうのです。

歳の離れた上司と話すと、価値観や考え方の違いが大きすぎて、違和感を感じる方も多いはずです。

従来の型にはめられて仕事をせざるを得なかったり、少しでも新しいことにチャレンジするとよく思われなかったりと、価値観に合わない慣習に縛られている可能性が多いのです。

それなのに、読書会でも価値観が違いすぎる方と話して何が楽しいのでしょうか?こういった想いから、私たちは年代別の読書会を開催して、お互いが価値観を受け入れやすいような工夫をしています。

同じ悩みを持つ同世代に読書会のことをもっと知ってほしいという想い

私自身、この読書会には元々参加者として関わっていて、主催者と深く関わるうちに、一緒に運営に加えてもらい、このサイトなどを運営しています。

私が初めてこの読書会に参加したのは、社会人一年目でした。当時は上京したばかりだったので、会社以外の知り合いがいない状況でした。

終身雇用も年功序列も無くなっていく中、会社だけに依存して生きていくのは不安だったので、なんとかその状況を打開しようと思い、いろいろな社外の勉強会に参加しました。

そんな中、この読書会に行き着いたときに、他の勉強会では味わえない刺激や体験を経験しました。自分と同じくらいの年齢なのに、自分より圧倒的に世界情勢や社会に精通していて、「この人たち、なんでも知っているのでは?!」と思うほど、圧倒的な知識や経験の量に衝撃を受けました。

そこからいろいろな人や勉強会を紹介してもらい、会社で関わる人よりも、社外で関わる人の方が、質的にも量的にも上回っていきました。

読書会って、本好きが集まって語り合うだけの場所なんでしょ?

真面目そうな人たちが黙々と本と向き合う場所なんでしょ?

実際の読書会は、このようなイメージとは違い(私も参加する前はこのように思っていました。。。)、楽しく、深い学びと誠実な人間関係を築ける場であることを一人でも多くの人に伝えて、一人でも多くの人の悩みが解決できればと思い、読書会の運営に関わっています。

読書会申し込みページはこちら

本や人からの刺激を目的にした読書会

私たちの読書会は参加者が刺激を受けて、主体的に成長することを目的としています。

刺激には二種類あります。出会ったことのない知識からの刺激と出会ったことのない人からの刺激です。

読書会では出会ったことのない知識から刺激が得られます。

読書会の方式は、テーマ本形式とフリーテーマの方式があると解説しました。

私たちの読書会はテーマ本を指定して読んできてもらうのではなく、参加者それぞれが持ってきた本をシェアするフリーテーマ方式で進めていきます。

テーマ本を定めることで知識を深めることが出来ますが、私たちの読書会は「刺激」をテーマにしているからです。

読書会の参加者がオススメの一冊を持参するスタイルを取ることにより、あなたが普段選ばない本と出会う刺激を得られます。

また、会社での固定された人間関係・固定された友人同士の関係というのは刺激が生まれにくいです。

私たちの読書会は、出会ったことのない知識や人からの刺激を目的にしています。

つまり、参加者するたびに刺激を得られるように工夫したり、毎回来ている方々が違った側面をどんどん持てるようになっていき、お互いに刺激を与え続けるようなコミュニティにすることを目指しています。

読書会に参加したことがキッカケで、読書会を通して人生を良くしていくことができれば、お互いに刺激しあい、お互いに成長し合うことができます。私たちはそれを目指しています。

毎週開催しているので読書習慣が身につけるのにぴったり

いきなりですが、実は私は読書会を運営していますが、新しい環境に飛び込むことが得意ではありません。。

新たな環境に飛び込むときって「どんな人がいるのかな?」「知らない人と失礼なく話せるかな?」と非常に心配しますよね。

毎週開催していれば、参加者の方々が参加したい日に合わせて、自然と来るだろうということ期待して毎週開催しています。

一度読書会に参加してしまえば、あとは継続的に参加することで、勇気を振り絞って新しい環境に飛び込まずとも、新たな人と出会うメリットや、読書を習慣するメリットも自動的に享受することができます。

一度参加すればその読書会の雰囲気がわかりますので、緊張し気疲れすることもありません。

さらに、私自身が人見知りなタイプなので、同じ人見知りの方たちの気持ちは痛いほどわかります。そのため、初参加で緊張している方にもうまく対応するよう努力しています。読書会の魅力を知ってほしいですからね。

読書会の詳細と申込ページはこちら

東京20代読書会は毎週末開催中!詳細・参加申込方法は?

東京20代読書会では、次の世代を担う20代に向けた内容で、毎週末に東京で開催しています。

読書会の詳細・お申し込み方法はこちらのページから確認できます。

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